不仲なカンケイ

作者: 天然いなり 出版社: ジーオーティー
5.0 / 5.0 (1件)

作品情報

発売日 2025年5月20日
ページ数 27ページ
ジャンル 恋愛, ラブコメ, 女子大生, 美少女, 巨乳

作品紹介

同じ大学に通う神原怜奈は、俺の元恋人だ。喧嘩別れしてしまった後も、身体だけの繋がりが続いている。今日も講義の後、怜奈は当然のように俺の部屋へ。部屋に着くやいなや、

「ほら さっさとヤるわよ」

と、彼女はストレートに欲望をぶつけてくる──!!

部屋に来ただけで準備万端、すでに濡れている彼女とは対照的に、俺はまだ気分が乗らず……

しかし、キスをしながら下半身をさすられていると、だんだんとその気になってきて!!



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ユーザーレビュー

隠れたラブコメの傑作

by emil4096さんのレビュー on 2025/06/08

不仲なカンケイ。これは単話であり、どうもランキング入りするような典型的な人気作品でもないようだ。だが、それでも最近読んだアダルトマンガの中で特に記憶に残る名作に思える。なぜだろう。本作は喧嘩別れしてしまったハヤトとその元カノである怜奈のちょっとしたお話。別の彼氏を作りつつもハヤトでないと満足できない怜奈。恋を諦めていないくせに無理に迫るわけでもなく、怜奈の性欲処理に付き合うハヤト。よくあるアダルトマンガなら単純なツンから始まるデレ展開で終わるだろう。だが、本作はそう簡単に済ませてくれない。お互いに気はあるのにくっつかない。相性抜群なのに恋人になってくれない。全然不仲じゃないのに不仲なカンケイ。くっついて欲しいのにそう簡単に付き合ってくれない。アダルトマンガとして十分な実用性を発揮しつつも、もどかしさが残る。つまりこれはラブコメの傑作なのだ。ラブコメの本質は作品後を妄想して楽しむことにある。作者は意図してもどかしい終わり方にしているのだろう。アダルトマンガとしての実用でスッキリしても、二人のその後はスッキリしないから考えてしまう。こういう未来はどうか、ああいう未来だったら良いな。そういう妄想を膨らませてくれる作品なのだ。30ページにも満たない単話にも関わらず、傑作であり、そして名作でもある。