
作品紹介
天高く蒼く燃ゆる空、ぬくぬくと上り来る雄大な白い雲。
この夏を笑顔で盛り上げるかのような能天気に明るく咲き乱れる大輪の向日葵。
その陽キャどもに囲まれた中で、陰キャの極みと思える行為を僕らはこれからする。
いや盛大に明るいこの空間でやることこそ、陽キャの極致かも知れない。
彼女の洋服も陽キャばかり。
夏ならではの幅の広い鍔の大きな白い帽子、捲り易そうな涼し気な白いフレアドレス。
どれも、これからする独特の美を祝うがごとく、準備万端でその時を待つ。
捲り上げたスカートからまろび出された白く大きな双丘の奥に、邪悪な薬剤を10個ほど優しく挿入する。
これで全てOK。
静かに時を待ち、彼女の反応に期待する。
青い空、白い雲、壮大な向日葵畑。
どっかの有名絵画のような風景の中、僕らはじっと彼女の出す音を待つ。
「うううううううう、お腹痛くなってきた…薬効いてきたよ…」
まだまだダメ、もっと我慢して。
「うううううううう、熱い日差しが肌をイジメル…この日光のなかで我慢するのきついよ…」
ぐきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるるるるううる…ッ
日差しに照らされ、じっとり肌を濡らす女特有の甘い汗。
顎から首筋を湿らせていくのが色っぽい。
でもそれは必ずしも太陽の暑さの所為だけではないのを、僕は確実に知っている。
ごきゅごきゅごきゅきゅるるるるるるうるるりりりりりりあああああああ…
おッっおわっっっっ、くううううううううう、ぐうううううううう…
きゅるるきゅるきゅるくるきゅらララララララらるらららら
んんっんうぬぬぬんうぬにぬぬぬぬぬぬぬっっッっっっ…!
まるでこの世のものとは思えぬ怪物がいきなり彼女の下腹部に宿したかと思えるほどの、異音と彼女の殆ど咆哮のと言える唸り声に、ここにいるすべての生き物がさらにその瞬間への期待を強める。
そうだ、青い空も白い雲も、勿論向日葵も、僕同様、彼女の瞬間を心待ちにしているのだ。
「ぐっ…こおおおおおおおおおおおお…あっ、効いてる効いてるダメッ?まだっ?」
裏返った声、まだダメ♪
皆が期待するクライマックスには、もっと盛り上げが必要だから。
自分でクリトリス捲り上げて、オナりながらフェラしてみる?
「えッ…そんなッ(でも実はすごく嬉しい)うっく…」
許可を求めるあまり、いつものような丁寧なフェラじゃない。
慌てて乱暴な舌使い、手を使うのも忘れちゃってる。
「うご…くくくくくく、じゅるじゅるちゅぱ」
でもそれが更に愛おしさを深める。
「じゅっぽじゅっぽじゅうっぽじゅっぽん…うぐううううううううう」
ぐっつきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅる…
ぶっびい…ぴぴぴぴぴぴぴ…しょわーわわわわわわわわ…
あ、我慢し切れず前から少し出しちゃってる。
「ゴメン、ごめん、ごめン、ごめん、もう限界だからあぁぁぁぁぁぁ」
もうちょっと。
「くううううううああああああああああああ…ぐもももももももお、ごごごごごごごごごご」
まだまだ
「うおおおおおおおおおおおおおおお、ごろごろごろごろぐごごごごごごご」
もはや地鳴りのような地響き、ここで蹴っ飛ばしてやったら恨まれるだろうな。
もういいよ!
「えっ?あっ?ああああっ」
どこから聞こえて来ているのか分からない甘美な異音に、世界が祝福する。
「うっああああああああああああ…おおおおおおおおおおおお…
ぐぴっつぶうううううっ、べっしゃああああああああ、どばあああああああああああああ… ぐもももももどどどどどどどどっどうごおおおおおおおお」
凄まじい決壊に、世界が悦び歓喜の眼差しで祝福する。
「うああああああああああああああ…ごぽぽごぽごぽごぽごぽごぽごぽごぽ、どごごごごごごごごごごごごもももももももももももっ」
「くひいっ…ひっく!…ぐぽぽぽぽぽぽぽいぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽっ…」
なんて愛おしい、なんて可愛らしい!
もうこの世の全ての美を遥か超越した最高の生き物だよ。
青い空も白い雲も、華やかな向日葵もその美を称賛している。
近くの向日葵は、その激しい美しさに卒倒しているんじゃないか…いや、ひり出された重みで倒れているだけか…?まあ、それも向日葵の正直な反応なんだ。
僕らの美は誰にも邪魔されない(管理人に気付かれる前に逃げるけど)。
この美、この匂い、世界中の祝福を全身に受けて、僕らの歓喜は絶好調まで高められた。
僕らの美は永遠なんだ。
今号も絶品揃い、世界を揺るがす究極美!
黄金のソナタXXXその二十三、堂々のグレートリセットダブルクリティカル号!!
★収録作品★
【○○○しないと出られない部屋】早乙女もんどのすけ
【向日葵の囲いの中で】YOSHITORA
【初めて出会って全部見た】かりおね
【したくないつってんだろっ!】八手美以菜
【あなたの全部を愛したい】エグ
【Revenge 復讐】いトう
【秘密の排泄鑑賞倶楽部】成瀬川あおば
■表紙イラスト/YOSHITORA
天をも揺るがす美の極致、流れる雲も極北を目指す!
常識を覆し続けるカウンターカルチャーの終極!!
世界を呪いこの世の新たな究極美を知らしめる超剛力作家7名。
常に通常全攻撃が全面判定、今回も満足させます、ご納得いただきます!!
※このアンソロジーコミックは作品ごとの単話配信も行っております。
ユーザーレビュー
えろいです
絵がとてもきれいで、臨場感があるのもとても満足です。この一冊で抜きどころがたくさんあるのもいいところだと思います